自律訓練法
春(はる)になって環境(かんきょう)の変化(へんか)からストレスや不安(ふあん)を感じ(かんじ)、五月病(ごがつびょう)に悩む(なやむ)人は(ひとは)少なく(すくなく)ありません。ストレス状態(じょうたい)がひどくなると自律(じりつ)神経(しんけい)の働き(はたらき)が悪く(わるく)なり、食欲(しょくよく)不振(ふしん)や頭痛(ずつう)、下痢(げり)、便秘(べんぴ)など体(からだ)に様々(さまざま)な症状(しょうじょう)が現れ(あらわれ)ます。自律(じりつ)訓練法(くんれんほう)とは、自律(じりつ)神経(しんけい)の働き(はたらき)を元(もと)に戻す(もどす)ための方法(ほうほう)のひとつで、頭の中(あたまのなか)でゆったりとしたイメージを作り(つくり)、体(からだ)をリラックスさせる方法(ほうほう)です。自律(じりつ)神経(しんけい)が元(もと)の状態(じょうたい)になると、血流(けつりゅう)も回復(かいふく)し、体調(たいちょう)もよくなり、心身(しんしん)ともに健康(けんこう)になっていきます。自律(じりつ)訓練法(くんれんほう)の手順(てじゅん)は次の通り(つぎのとおり)です。まず、静か(しずか)な場所(ばしょ)に仰向け(あおむけ)に寝(ね)て、体(からだ)の力(ちから)を抜い(ぬい)てください。椅子(いす)に座っ(すわっ)ていても良い(よい)です。1.手足(てあし)が重い(おもい)と感じる(かんじる)。右手(みぎて)、左手(ひだりて)と順番(じゅんばん)にしても、両手(りょうて)が重い(おもい)と感じ(かんじ)てもかまいません。すぐには重さ(おもさ)を感じ(かんじ)ないかもしれませんが、毎日(まいにち)繰り返し(くりかえし)てリラックスできるようになると感じる(かんじる)ことができるでしょう。2.手足(てあし)が暖かい(あたたかい)イメージを思い浮かべる(おもいうかべる)。3.心臓(しんぞう)が静か(しずか)に脈打っ(みゃくうっ)ていることを感じる(かんじる)。4.楽(らく)に呼吸(こきゅう)していると感じる(かんじる)。5.おなかが温かい(あたたかい)と感じる(かんじる)。6.額(ひたい)が涼しく(すずしく)心地よい(ここちよい)と感じる(かんじる)。7.最後(さいご)に、深呼吸(しんこきゅう)をして大きな(おおきな)伸び(のび)をします。自律(じりつ)訓練法(くんれんほう)は3〜5分(ふん)程度(ていど)を目安(めやす)にしてください。すぐにはすべてを感じる(かんじる)ことは難しい(むずかしい)と思い(とおもい)ます。できなくても、その時間(じかん)で終了(しゅうりょう)してください。気楽(きらく)に、時間(じかん)があるときに試し(ためし)てみると良い(よい)でしょう。慣れ(なれ)てくると電車(でんしゃ)の中(なか)など、いつでもできるようになります。五月病(ごがつびょう)を乗り切っ(のりきっ)て、明るい(あかるい)生活(せいかつ)を過ごせ(すごせ)るよう、心がけ(こころがけ)てください。
五月病
春になって環境の変化からストレスや不安を感じ、五月病に悩む人は少なくありません。
五月病